早期教育が珍しくない今、エルゴなどで赤ちゃんを抱きながら習い事に連れて行っているママも増えてきました。
そして、中には「いつから行っていたの?気づいたらみんな何かしらの習い事に行かせていてすごく焦った!」というママも。
子供が幼稚園に上がる頃をひとつの目処にする家庭が多いと言われていますが、その一方で早期派とゆったり派の二極化が進んでいるのも確かです。
一体、子供の習い事はいつから始めるのが一番ベストなのでしょうか。
いつから?の前に、親が根気よく一緒に通えるかどうか
「子供の習い事をいつから習わせたらいいか」ということを考える前に、お母さん自身が子供の習い事に付き添えるかどうかで始める時期が限られてきます。
それは、早期教育の特徴として『親と子が一緒に学ぶ』というスタイルが多いからです。
もし、時間や金銭面に余裕があり、「毎週1回60分くらいなら子供と一緒に楽しもう!」という思いがあれば、我が子が赤ちゃんの頃から「この子にはどんな習い事をいつから始めさせたらいいかな」という話を家庭で話し合ってみましょう。
ちろん、幼稚園や小学校に通っている子供を持つママも、今からでも決して遅くはありません。
この週末でも、夫婦でゆっくり意見を出し合ってみましょう。
一番多いのは3歳から4歳!
子供の習い事を始める時期で一番多いのは3歳から4歳と言われています。
それは、幼稚園に上がる年齢に入ってきますし、子供自身も理解をしながらコミュニケーションが取れるようになるからです。
実際、幼稚園の後にそのまま習い事ができるように、園側が英語や硬筆や体操教室を開いているケースも多いですよね。
スイミング教室と園が提携し、プールから幼稚園までをバス送迎してくれるところもあるほどです。
もちろん、その時期から子供の好奇心がさらに高まり、脳の成長もスピードアップされることも考えられますが、一番はその年齢の子供が「習い事を始めやすい環境にある」ことが挙げられます。
我が子のことを考えて出した結論が「ベストタイミング」
子供の習い事を始める時期に正解はありません。
「音楽が流れていると嬉しそうだからリトミックの体験に行ってみようかな」「初めての海も泣かなかったし、お風呂も大好きだから、スイミングに行くと喜ぶかも」。
そんな風に、子供と一番長く過ごしている家族が我が子のことを考えて、「これなら子供の笑顔に繋がる!」と出した結論が我が子のベストタイミングなのです。
お互い子供のことを考えているのに、習い事をきっかけに意見の食い違いで夫婦喧嘩に発展するケースも珍しくありません。
それでは、本末転倒です。
結論を焦らず、しっかりと話し合っていくためにも、早い段階から「習い事はいつから始めさせた方がいいかな」ということを日常の会話の中でしていくと良いでしょう。